英語を習得するための唯一の方法とは?
私は、「正しい英語環境に身を置く」英語の勉強法、「ネイティヴ英語環境」を
提唱しています。
英語環境を用意することは、つまり五感を刺激することにつながります。
人は、どうやって記憶を頭の中に残すかというと、「感情」を
インデックスにして、記憶を残します。
感情は、五感を刺激されればされるほど高ぶります。
英語環境は、この五感を刺激する状況を作り出すためなのです。
海外留学をした人がどうして短期間で英語を習得できるのか?
3ヶ月で英語を習得した人はどうやったのか?
海外に行かず、日本で英語を習得した人は、どう学習したのか?
それは、いずれも「英語環境に身をおいたから」にほかならないのです。
「英語環境に身を置くことを徹底した」のです。
つまり、
- 目で見る
- 耳で聞く・口から出す
- 書くなど、身体を使う
これが自然にできるような環境にしたのですね。
誤解を恐れずに言ってしまうのなら、「正しい英語環境に身を置く」以外に、
英語をマスターする方法はありません。
書店でいくら「よく使う英語フレーズ集」を買っても、それを
使う機会がなければ、なかなか覚えることはできません。
英語の単語をいくら知っていても、それを使う機会がなければ、
口から出てくるようにはなりません。
英語の文法をいくら知っていても、しゃべられるようにはなりません。
多くの人が英語をなかなか使えるようにならないのは、「勉強する人」に
なってしまっているからです。
英語をマスターしようと思ったら、「勉強する人」になっては
いけません。
「英語を使う人」にならなければいけないのです。
そのための「英語環境」なのです。
英語環境に身を置くとどうなるか
「英語環境」に身を置くと、「正しい学習順序」を、意識しなくても
通過していくことになりますが、「ネイティヴ英語環境」では、その
「正しい学習順序」を、はじめに明確にします。
これによって、今まであれが出ればこれ、これが出ればあれ、と
迷走を繰り返していた英語学習が、1つの明確なゴールに向かっていく
ことになり、そしてどこをまず通過すればいいのかがはっきりするので、
「自分は上達してきている」というのがわかるようになります。
私たちは、まずリスニングを最初に始めます。
なぜかというと、「聞き取れなければ、話すことができない」からです。
当然ですね?
そしてリスニングには、ある程度のボキャブラリと、文法の知識が
必要です。
しかしそれは、実は中学英語で大丈夫なのです。
なぜなら、ネイティヴの英語でも、日常的な受け答えをする場合は、
私たちが中学校で習ったような英語しか使っていないからです。
「もう中学英語がどんなものか、忘れてしまった」
という場合のために、もちろん、復習の環境を「英語環境」として
用意しています。
私の経験的に、リスニングで
「まったく聞き取れません」
という状態から、
「リスニングができている!」
という状態になるには、段階があります。
それは、以下のような段階を経ます。
1・英語を聞いているだけで疲れる。眠くなる
2・だんだんと英語に慣れて、疲れなくなる
3・だんだんと英語がゆっくりに聞こえるようになる
4・単語が部分的に聞き取れるようになる
5・完全に聞き取れるようになる
この段階を登っていくには、ある程度の聞き取りが
必要になりますが、それはまったく簡単な方法で、早ければ
3ヶ月以内に、「完全に聞き取れるようになる」ことができます。
これも「英語環境」だからこそ成せる期間です。
反射的に英語が出てくるようになるには?
リスニングができ、英語が理解できるようになれば、あとは
話せるようになるだけ。
しかし、ここにもひとつ壁があります。
多くの人は、勉強を必要以上に繰り返しているので、
「その言葉の意味は知っている」
とは言えるのですが、実際に使えるか、というと、ほとんど
できないのが現状です。
なぜそういうことが起こるのでしょか?
それは、「知っているけれど、活用できていない」からなのです。
では、「活用できる」とは、どういうことなのでしょうか?
「活用できる」とは、つまり、覚えているその言葉を自分の
言いたいこととして「使える」ということです。
では、覚えている言葉を「使える」ようになるには、
どうしたらいいのでしょう?
それには、「アウトラウド・イングリッシュ」の
名前が示すとおり、「声に実際に出して使う」ことです。
「声に実際に出して使う」ことによって、初めてその
言葉を「活用した」ことになります。
人は、使った言葉は、覚えます。
「使えば、使えるようになる」のです。
これは、繰り返せば繰り返すほど、強化されていきます。
これが分かれば、あとは使うにだけ。
「英語環境」では、この「使う」過程を非常に短期間に
圧縮することができるのです。
日常的に英語で返答をできるようになるには、中学英語で
習う20パターンフレーズもあれば充分です。
もう少し幅の広い返答のパターンを身に着けたければ、
高校2年生までで習うような、70パターンもあれば、
もう外国で充分暮らしていけるレベルになります。
ここまでくれば、
「聞き取れて理解でき、そして話せる」
ようになっています。
英語スピーカー中級者へようこそ! というわけです。
どうでしょうか?
「英語をマスターできる!」というイメージがつかめてきましたか?
「英語環境」の重要性がわかってきましたね?
「しかし、英語環境を作るといっても、どう作ればいいのでしょうか?」

